みなさん、こんにちは。このサイトでは「気軽にワインを楽しむ」を目指すために、ご家庭で作る料理にできるだけ合わせる形でマリアージュを探していく企画です。
そして今日の題材は前回に続き「おでん」です。前回は「ボジョレーヌーボー」と「おでん」を合わせてみましたが、思いのほか合わず、食事途中にワインの銘柄を替える荒業で白ワインと合わせた結果をレポートしたいと思います。
今回のワインは、急遽冷蔵庫にあった白ワインを引っ張り出して、マリアージュを試してみました。
生産国 | チリ |
銘柄 | The 7th Generation |
ワイナリー | D.O. Valle del Lonomilla |
ワイン種別 | スティルワイン・白 |
ビンテージ | 2018年 |
葡萄品種 | ソービニヨン ブラン |
ボディ(味の厚み) | 辛口 |
コメント | 辛口ですが飲み口がフルーティなので甘口と勘違いするほど香りが豊かでした |
さて、マリアージュの結果は、
マリアージュ | ✖(食欲減衰) |
コメント | まさかの不一致、これも飲みながら食べ続けると食欲が減退して、食欲がなくなります。飲み口はすっきりしているけど、フルーティな香りが口内に残っているので、おでんの匂いや味をしっかりと邪魔していました。個人によってはこの組み合わせ、嫌いでない人もいそうですが、私はダメでした。 |
まったく前回の経験を反省していないワインのチョイスがダメでした。感の良い読者の方は既にお気づきだと思いますが、おでんにワインで合わせるなら白のシャルドネなど、料理の香りを邪魔しないようなチョイスが無難な気がします。しかし、日本酒とおでんが合う事は皆さんもご存知だと思いますが、甘い日本酒でもおでんを邪魔しないものもあるので、恐らく香りに注意する必要があると考察します。直ぐに思い当たるものはありませんが。
この日は夫婦共々食事が捗らず、残念感が相応にのこる楽しくない夕食になってしまいました。マリアージュが合わないと機嫌が悪くなくても楽しくない食事になってしまいます。皆さんは注意してくださいね。